私がInstagramを止めた理由
ちょっと前に、数ヶ月ほどInstagramを投稿してた時期がある。
最初は、人の投稿を見るだけだったのだが、いろいろと思うことがあった。
Instagramの写真はどれもオシャレであり、大量に付けられたハッシュタグには幸せそうな単語が並ぶ。
それは、もちろん人が見て楽しい気分にさせてくれる写真もあるのだが、ほとんどはただの「幸せアピール」もしくは「自己満足」。
生活の中のほんの一部、綺麗なところだけを切り取って他人にアピールする心理は何なのだろうか。
と冷静に思いつつも、楽しそうな写真を毎日載せている友人が、何か幸せそうに見えたりして。
そこで、ちょっと実験してみることにした。
Instagramで幸せアピールをしていれば、本当に幸せになれるのだろうか?ということを検証するために。
というわけで、数ヶ月Instagramを投稿してみて、いくつか分かったこと。
①写真のセンスがない
これは致命的…
エフェクトを使っても限界が。
ついでに、写真を撮ってる姿を第三者的視点で想像すると恥ずかしい。
②中途半端な写真は逆に貧相に見える
中途半端なオシャレ感、中途半端な高級感は、幸せアピールどころか、幸せ閾値の低さを露呈してしまう。
③ハッシュタグが思いつかない
日本語にしたり英語にしたりね。
ってか、過剰に盛ったハッシュタグとか、#幸せ #love #感謝 とか、恥ずかしくないのだろうか…。
結論をまとめると、
Instagramでいくら幸せアピールしようとも、実際の私の幸せには1ミクロンも寄与しなかった。
ので、止めた。
そもそも、私が幸せに感じることって、オシャレなものでも何でもないし、写真一枚で表現できるようなものでもない。
そんな当たり前のことを改めて認識できた、という意味ではやってみて良かったのかもしれない。